植物生活編集部 植物生活編集部 2020/01/16

花いけの勘どころ 椿


いけばなを根源とする上野雄次さんが思う、花をいけるために大切なこと。
花と光の関係、器を意識した表現などを基礎的な技術を含めて紹介しています。

花をいけるために大切なこと。
花を見つめ、向き合うことで、見えてくる自身の心。

床の間に差し込む光に合わせた花のいけかた、器と花の組み合わせ、枝や葉を削ぎ落として生まれる形など、花との対峙の仕方。


これまでの花いけはこちら





花:ツバキ

花器:能登朝奈 ガラス 花器 

季節:冬~春

ツバキは、まだ肌寒い初春の空気を真っ先に彩る花です。
日本原産で、庭木に咲いた姿を見かけると、いけたくなる花の一つです。
花自体が大きく擬人化しやすいのもいけたくなる理由です。

この淡い桃色のツバキは住宅の庭木として咲いていた花なので、花芯に近い花びらには少々の傷みがありますが、それも魅力です。
ツバキのかわいらしさが際立つように、優しい雰囲気の独特なガラス花器を選びました。




花:ツバキ

花器:沓沢佐知子 陶 オブジェ 

季節:冬~春

かわいらしい花に対して、太い枝の足元は生長するなかで紆余曲折があったことを想起させる軌跡が見えます。
無骨な雰囲気の器から、徐々に光を求めて飛び出すようにいけました。
枝の一部の葉を外すことで、花の強い意志が現れました。
 

トーク&デモンストレーション イベント開催

書籍刊行記念イベント開催
銀座 蔦屋書店

花を日常にとりいれる『花いけの勘どころ』 
上野雄次 × 渡来 徹




トークゲストにいけばな教授者/Tumbler&FLOWERS 主宰の渡来 徹をお迎えして―今、必要とされるいけばなの本質―についてお話しします。

お花屋さんにも愛好家にも、もちろんいけばなを習っている人たちに向けても、いけばなの魅力、花いけの面白さをいけばな作家2人が伝えます。
 
書籍『花いけの勘どころ』にまつわる話やいけばなをかたちづくるあれやこれ、Q & A、そして上野雄次さんによる花いけのデモンストレーションを予定しています。
 


銀座 蔦屋書店のリンクになります。
 

渡来 徹   わたらい とおる 
いけばな教授者/Tumbler&FLOWERS 主宰。渋谷区神宮前にいけばな教室兼オーダー花店『Tumbler & FLOWERS』を構え、いけばなの面白みを多くの人に知ってもらうべく活動する。男性ファッション誌や女性情報誌での編集・ライターとして培ったキャリアをもとに、従来のいけばな教室とは違ったアプローチでレッスンやワークショップを行なっている。レギュラーのいけばな教室のほかに店頭やイベント、展示会場の装花、企業向けワークショップなども手がけている。
http://tumblerandflowers.com/
Photo: Tyler McGrath 


60以上の季節の花を、さまざまな器にいけた、
「勘どころ」を集めた、上野さんの本はこちら。



書 名:花いけの勘どころ―器と色と光でつくる、季節のいけばな
著 者:上野 雄次 
仕 様:B5判、208ページ
定 価:本体2,200円+税




プロフィール
上野 雄次 Yuji Ueno
1967年京都府生まれ 1988年偶然出会った勅使河原宏氏の展覧会に衝撃を受け、華道を学び始める。国内の展覧会での作品発表の他、インドネシアのバリ島やタイなどでも創作活動を展開。2005年より「はないけ」のライブ・パフォーマンスを開始。さまざまな分野のアーティストやクリエイター、パフォーマーとのコラボレーションも多数。国内外ではないけ教室を開催している。2014年Japanese IKEBANA for every season をアメリカにて出版。同書はフランス語、イタリア語にも翻訳され欧州で出版されている。



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