植物生活編集部 植物生活編集部 2020/03/06

軽くて扱いが簡単なフラワーベースに花をデザインする


手軽に扱えて、いろいろなデザインが可能。
そんなフラワーベースで、これからさまざまなアレンジメントに挑戦します。

手軽なフラワーベースの代表といえば、バスケット、ガラス花瓶などですが、
今回はOPPフィルムをひく手間も省けて簡単にフローラルフォームがセットできる器、
または落としても割れない器ということでプラスチック製の器をつかって、色々なお花屋さんにアレンジをお願いしてみました。
 
使った器:フラワーベース「KISS」[キッス]






ホワイト、ベビーピンク、チェリー、ブラック、ベージュとカラーバリエーションが豊富なKISS。
サイドの曲線が特徴的なフォルムで上から見ると楕円形の口型ですが、ボリュームはかなり入ります。

今回デザインしてもらったのは、東京・国立市にある「ひるた園芸」の蛭田謙一郎さん。
厚生労働省認定フラワー装飾1級技能士で、全技連マイスター。フラワーシップ大賞争奪全国選抜技術選手権東京ブロック5年連続最優秀賞受賞の実力者です。

蛭田さんは、2001年フラワーシップ大賞争奪全国選抜技術選手権グランプリ受賞し、2006年にはテレフローリスト・オブ・ザ・イヤー日本代表選考会優勝。
2007年にはTELEFLOR INTERNATIONAL東京大会TELEFLOR  OF THE YEAR(TOY)デザインコンテストに優勝。
つまり、世界大会のチャンピオンです。


誠文堂新光社から花束やアレンジメントを制作するための理論と実践をまとめた『フラワーアレンジメントの基礎メソッド』が出版されています。



今回はフラワーベースKISSのホワイトを使っていただきました。



FLOWER & GREEN ガーベラ、カーネーション、ブルースター、SPバラ、ヒペリカム、リューココリネ、トリフォリウム、スカビオサ、モカラ、ブプレウルム、キキョウラン


 

デザインのポイント


たくさんの花が詰まったギフトアレンジです。
ボリューム感と印象を強めるためにたくさんの種類の花を詰めています。
それでありながら、それぞれの花が苦しくならないように花の面には凹凸を付けてスペースを作っています。
花を重ねて見せる場所を作ることによって、その凹凸も強調しています。

器はプラスチック製なので、バスケットと違い吸水性スポンジをそのまま器にキッチリとセットすることが可能です。

今回はスミザーズオアシス ジャパン社の黒いオアシス“オペラ”を使用することで、足元のカバーグリーンなどを使わず、器の形と花の茎そのものを一つの連続性として、デザインの一部として「あえて」見せています。

全体でまとまった、カッチリとしたフォルムを見せているため、目立つ花の顔の向きは一定で規則的にするよりも、変化を与えまとまった形の中に動きと面白さを加えているのがデザインポイントです。




 

違う器で、器の別視点の使い形を提案



使った器:フラワーベース「LP」[丸型]


「LP」は3号〜9号までサイズバリエーションが豊富。色はホワイト、ブラック、チョコベージュ、ベビーピンク、グレーなどがあります。




デザインのポイント

パッケージまでを意識した、このまま贈るギフトアレンジを作ってみました。
プラスチックの成型品ということは、バスケットなどとは違い、形とサイズは正確に同じという点があります。
このシリーズは、カットしたスポンジのサイズがしっかりと固定できるように作られているため、器を上下に2個使いスポンジを挟みリボンで固定しました。
単調にならないように花は大きさや形の違う花を使っています。

隣どうしの花に注意して、花の向きや高さを変えることによりメリハリを付けています。
黒いフローラルフォームを使用することにより、カバーグリーンを減らしているので、花それぞれが際立ち、より立体的に花を見せることができます。


軽くて使いやすい量産品であることの利点を生かして、器、という考えというより「パッケージ」ということにフラワーベースを使ってみました。

FLOWER & GREEN バラ、モカラ、カーネーション、リキュウソウ、カスミソウ、スプラコード(リボン)


使用した器
フラワーベース  KISS[キッス] 1ケース120個入り
◎上代250円税別/1個
プロの方は、◎発注単位10個 ◎商品は花問屋等で、お買い求めください

LP 1ケース80〜120個入り(サイズにより変わります)
プロの方は、 ◎商品は花問屋等で、お買い求めください

株式会社フラワーベース
http://www.flowervase.biz/


フラワーアレンジ制作
蛭田謙一郎
ひるた園芸
 東京都国立市富士見台1-10-6
http://www.hiruta-8787.com


撮影/狩野博賢
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