花店インタビュー|住宅と植物をトータルコーディネートする新型花店|arbo hana.midori.kurashi
ドライになるものを多く仕入れ、ネイティブフラワーなど変わった姿の花も人気
住宅会社発。
大人っぽさとかっこよさが同居するお花店さん
住宅展示場の一角に建つグリーン豊かな、おしゃれな建物。
その正体は住宅会社のクラシスホームが手がける花店「アルボ」。
暮らしに必要で心が癒され暮らしが豊かになるものの一つとして、植物の取り扱いを昨年からスタートしました。
植物好きの夫婦が暮らす家をイメージして作られた店内には生花、ドライフラワー、観葉植物のほかにDIY商品などが並んでいます。
生花はアンティークな色合いのもの、変わった形・咲き方なものと、あまり見かけない花を揃えるように意識しています。
大人っぽい色合いとかっこいいテイストが組み合わさったアルボの商品はインスタグラムの効果もあり、遠方からお客様が訪れるほど人気があります。
住宅にはじまり、インテリアショップも展開するクラシスホーム。
新居を購入した人がインテリアを系列店で選び、植物を求めにアルボへ訪れるという、通常の花店ではない流れが生まれています。
花店と合わせてガーデン事業も力を入れており、室内だけではなく庭や外構のデザインも行なっています。
トータルでデザインすることで、豊かな暮らしの提案を実現しています。
フレンチシャビーな店内。店舗の設計、コーディネートはクラシスホームが手がけています。
ドライのリース、スワッグ、ミニブーケも豊富です。色が少し濃いめでカラフルなものの人気が高いです。
商品に使われているドライはすべて店で作ったものです。乾燥しても色が強く出るものを選んでいます。
ブリキの鉢カバーなども置かれたインダストリアルな雰囲気の部屋にはノブ、取っ手や塗料などDIY商品も充実しています。
月ごとに変わるおすすめの色
店の扉には大きなリースが飾られています。花材の色はオレンジ、黄緑、白がメインに使われています。
この3色は取材時のメインカラーで、月ごとに季節感などを考慮して色が決められています。
個性的なネイティブフラワーにミモザやスターリンジアを加えて色みをプラスしています。ヒカゲノカズラが立体感とワイルドな印象を与えています。
Flower&Green
プロテア、バンクシア2種、リューカデンドロン、ミモザ、スターリンジア、エリンジウム、グレビレア、ゴアナクロー、ヒカゲノカズラ、ユーカリ
色みを抑えることで花の表情がはっきりとします。赤の強さとグリーンの流れでアルボらしい男性っぽさが現れたアレンジメントです。
Flower & Green
ライラック、プロテア、アルストロメリア、リューカデンドロン、キンギョソウ、バラ、エリンジウム、ユーカリ・テトラゴナ、バーゼリア、ユーカリ、レモンリーフ
うかがったお花屋さん
arbo hana.midori.kurashi[アルボ ハナ. ミドリ. クラシ]
愛知県春日井市西山町2丁目6-1
https://green.arbo.jp
facebook:@arbo.botanical
Instagram:@arbo_hana.midori.kurashi
Pinterest:@arbohmk
撮影/筒井誠己
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この記事のショップ
営業時間 | 10:00-19:00 |
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定休日 | 木曜日 |
URL | http://green.arbo.jp/ |
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この記事のライター
植物生活編集部
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