パリ : 作品制作インスピーレーション
前回の投稿でパリの地下鉄駅アール・ゼ・メティエ駅が作品制作のインスピレーションとなる話をしました。
今回もパリでの作品制作のヒントとなったものをご紹介します。
PONT MARIE駅
こちらも地下鉄の駅の一つで、セーヌ川のサン・ルイ島の近くです。
駅自体は他の駅と比べ地味ですが、壁面のドーム状の白いタイル惹かれて作品を制作しました。
作品では駅名を”MADELEINE”にし、電車の代わりに、蒸気船を配置しました。
A LA MERE DE FAMILLE お菓子屋さん
有名なお菓子屋さん”ア ラ メール ド ファミーユ”からは2つの作品を制作しました。
私はその店を知りませんでしたが、宿泊した安宿が偶然近くで、数年前、初めてお店を見た時に
思わず30枚ほど写真を撮りました。それからパリに行く度に、写真を撮ります。
閉店前の夜が一番シャッターチャンスと存じます。(閉店するとシャッターが降りるので)
パリには他にもたくさんのお菓子屋さん”PATISSERIE"があるので、今後の作品制作のヒントとなります。
PONT MARIE駅
PONT MARIE駅からヒントを得た”MADLEINE”作品。
A LA MERE DE FAMILLE外観
A LA MERE DE FAMILLEヒント作品その1
A LA MERE DE FAMILLEヒント作品その2
アグネスホテルのエレベーターホールでの作品。
今月末まで、神楽坂のアグネスホテルのティーラウンジにて作品を展示しております。
春の散策の際にお越しくださいませ。
西脇光重(版画家)
作品は私のサイトにてご覧下さいませ。
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この記事のライター
版画家。書籍「アヴィニョン五重奏」ロレンス・ダレル著(河出書房新社)、雑誌「NUMERO TOKYO」(扶桑社)をはじめ、ニコアンド、ビアズリー、 Made in Sens Paris などファッション、そして広告、インテリアなど手がけるアートワークは多岐に渡る。作品はイギリス、フランス、アメリカのギャラリーにて扱われる。最近では、ロンドンのチョコレートミュージアムの広告や、パリの名店ブーランジェリーの日本初店舗リチュエル(自由ヶ丘店・表参道店)のパッケージ・内装のイラストを制作。ヒルトン東京のブッフェイベント”ストロベリーフェアー”のアートワーク、ロンドンの住宅用壁装飾用版画を制作なども手掛けている。