ウチダ トモコ ウチダ トモコ 39ヶ月前

熱帯スイレンと暮らす夏[2]

梅雨のさなかに出会い、その梅雨明け早々にわが家へやってきた
小さな小さな熱帯スイレン「ミニミニミロク」



この夏は熱帯スイレンと仲よく過ごしたら、
小さなベランダを、ウォーターガーデン気分で眺められそうです。

さてさて、熱帯スイレンのミニミニタイプ「ミニミニミロク」と「ミニミニドウベン」は、関東地方以西であれば、11月ごろまで花が咲くそうです。

だから夏じゅう楽しんで、秋も楽しんで。
では、その後はどうしたらよいのでしょうか。

まだまだ開花真っ盛りの「ミニミニミロク」。
そのままでも十分に咲くけれど、ひと手間かける毎日の手入れから、秋以降の管理について、ちょっと予習してきましたよ♪
 


開花中のお世話

枯れた花はどうするの?

咲き終わった花は、手で摘み取ります。また、黄色くなった葉もつけ根から摘み取ります。

 

水替えはどうするの?

基本的に水替えの必要はありません。ただし、極端に水が減ったら水を足してあげましょう。また、水が濁ってしまったら、そのときだけ水替えをします。

 

肥料はどうしたらよいの?

与えなくても花が咲きますが、9月まではひと月に1回、市販のスイレン用肥料を鉢土に埋め込むと、よりたくさんの花が咲きます。
 

害虫はつかない?

アブラムシがつくことがあるので、手で除去するか、適用のある薬剤を散布しましょう。

 

ふやすことはできる?


△ 左/写真のように葉の中心にムカゴができたら、葉を切り離して裏返して水に浮かべておきます。
7〜9月ごろがベスト!
△ 右/写真のように小さな葉が出てきて、根も伸びてきたら、土に植えつけます。

※ ふやした株は、既存の株の予備として、自分だけで楽しむようにしましょう。販売したり、他人に譲ったりすると、種苗法に違反することになります。

 

晩秋からのお世話

11月下旬ごろから葉がどんどん枯れてきます。でも大丈夫。株が枯れたわけではなく、これから翌年5月の大型連休明けぐらいまで、熱帯スイレンは休眠期に入ります。

葉が枯れてしまったら光合成はしないし、日に当てる必要はありません。また、休眠してしまうのだから肥料も与える必要も無くなります。

ん!?
日に当てる必要がない?


ということは?
ベランダの日なたに置かなくてもよいということ。

でも日陰に移動してしまうと冬の間に水が凍って、球根を傷めてしまいます。

そこで、簡単な冬越し方法を教えていただいたのでご紹介します。


△ こちら、熱帯スイレンの瓶詰めでございます♪

なーんて(笑)。
これこそ冬越しスタイル、なのです。
ちょっと「?」ですよね。


冬越しの方法

① 葉が枯れてきたら球根を土から掘り上げ、葉と根を切り取ります。
② 球根だけにしたものを、水を入れた蓋つきの空き瓶に入れて完了♪ 
③ このまま、凍らない場所に置いて春まで管理します。特に日に当てる必要はありません。水が濁ったら、ときどき水替えしましょう。もしも途中で芽が伸びてきたら、適宜、切り取っておきます。
 

5月になったら

① 球根入りの瓶の水が、20℃以上を保てる明るい場所に置きます。すると芽が伸びてきます。


② 芽が伸びてきた球根を水から引き上げ、4号(直径12cm)適度の鉢に植え、水を張った池やスイレン鉢などの容器に沈めて育てます。
用土はスイレン用の用土を使い、植えつけ時にスイレン用の肥料を鉢の底部に埋めておくとよいでしょう。



冬の間はほとんどお手入れいらず。
特別な暖房なども不要です。

読むと、なんだか簡単に思えてきませんか?
ひょっとしたら、一般的な草花よりも手間がかからないかも?


私の小さな小さなウォーターガーデンで咲き誇る、熱帯スイレン「ミニミニミロク」。
夏じゅう、そして秋になっても楽しもう。

そして、寒くなるころにはちゃーんと休眠に入れるよう、寝かしつけのお世話もするからね♪





Text ウチダトモコ   写真提供 赤塚植物園 http://www.jp-akatsuka.co.jp



 
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この記事のライター

ウチダ トモコ
ウチダ トモコ

園芸ライター、グリーンアドバイザー、江戸東京野菜コンシェルジュ。
園芸雑誌、ライフスタイル誌などの編集、ライターを経て、現在は主にウェブで提案および取材執筆活動中。

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