それは、プラントハンターからはじまった|園芸探偵のフラワーデザインヒストリー02
日本の近現代におけるフラワーデザインの勃興を探る「フラワーデザインヒストリー」
江戸時代以降、フラワーデザインとはどのような社会背景のうえになりたち、どのようなニーズに応え、必要とされてきたのか。
そこで活躍したデザイナー・アーティストがどのようなイノベーションを起こし、役割を果たしたのか、そういった文脈を古書を中心に研究している園芸探偵こと松山誠さんとオンライントークをしています。
第一回目は
社会的な変化が起こった30年ごとに期を分け、それぞれの時代のエポックメーキングの事柄や、象徴的なトピックを掘り下げました。
園芸探偵のフラワーデザインヒストリー01 通史 見逃した方はこちらをご覧ください
>> 私たちが知っている「フラワーアーティスト」とは、いつ生まれたのか
江戸時代以降、フラワーデザインとはどのような社会背景のうえになりたち、どのようなニーズに応え、必要とされてきたのか。
そこで活躍したデザイナー・アーティストがどのようなイノベーションを起こし、役割を果たしたのか、そういった文脈を古書を中心に研究している園芸探偵こと松山誠さんとオンライントークをしています。
第一回目は
160年間に起こった革新的変化を30年ごとに区切って考える
社会的な変化が起こった30年ごとに期を分け、それぞれの時代のエポックメーキングの事柄や、象徴的なトピックを掘り下げました。
園芸探偵のフラワーデザインヒストリー01 通史 見逃した方はこちらをご覧ください
>> 私たちが知っている「フラワーアーティスト」とは、いつ生まれたのか
いよいよ各時代の内容に迫ります
まずは前史、江戸末期〜明治初期、遡ればどこに現代フラワーデザインやフラワーアートの源流があるのでしょうか?
「日本の植物とプラントハンター」からはじまる物語
鎖国していたころの日本には、たくさんの自生する魅力的な植物があり、開国とともにその植物は多くの海外の研究者や貿易商を魅了しました。
時は流れ、日本が国家として積極的に国際博覧会に出展するころには、植物は日本の主要な展示品として国宝級のものと同列に出品されるようになりました。
その後、輸出の制度が整う流れのなかで、ボーマー商会をはじめとする海外の貿易商から、国内にも輸出を担う貿易会社が立ち上がっていきます。
補足資料(PDF)はこちらから
そしてそれは、洋花の輸入、国内消費へと続いていき、花屋の変容、フラワーアレンジメントの導入と続いていくこととなるのですが、それはまた次回の内容となります。
ご期待ください。
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。