jardin nostalgique jardin nostalgique 3週間前

2つのシャンペトル

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です!
お天気がころころ変わる今年の4月。
毎日の予報をしっかりチェックしてその日の服装を決めたり、
店の外の陳列を決めたり、
人のためにも花のためにも、情報をしっかり察知しようとする毎日です。

3月いっぱいは卒業や送別、年度末&新年度にちなんだお花のご依頼で
花屋さんは大忙しで、市場もいつもにぎわっておりましたが、
4月は少し落ち着いて、ゆったりと仕入れをできています。
時にはこういう時間がないと、本当にかわいい花を見過ごしてしまう気がします。

お店の方も営業としては少し落ち着いていますが、
5月の母の日に向けての準備があったり、レッスンの告知があったりで
なんやかんや忙しく、今に至ります。
ふと気づくともう母の日も間近。
少し心臓がキュッとなる今日この頃です。

最近のお店では、バラがたくさん入荷していたり、
初夏の草花もたくさん!
ライラックもいよいよ旬になって、見かけたら仕入れてしまうし、
明るいグリーンが気分で、ビバーナムをついついおすすめしてしまう毎日です。
草花が多いからか、仕入れ後の水揚げ作業では
湯上げをするお花が多く、下葉もちゃんと外してあげたりすると、
今までよりもひと手間、時間がかかります。
陳列も長い花瓶がたくさん必要になり、
後ろの方に並べたい花がいっぱいで、手前も今までより10㎝くらい高い位置で収まっています。

今日はそんな初夏の草花をふんだんに用いて開催した
2つのシャンペトルなレッスンをご紹介します。

1つはコンポジション・シャンペトル ~トランシュドプレリー~
というテーマで開催したアレンジメントのレッスン。

いつもシャンペトルなアレンジメントもあるよ、ってことで、
広大な牧草地(プレリー)の風景の断片(トランシュ)を作るように構成します。



シャンペトルブーケと同じように、風が通る印象で、
伸びやかな自然を表現してもらいました。
ナイフで切り取ったような直方体のように作る「断片感」にも、しっかりこだわってもらいました。
みなさんの作品に個性が現れて、
サイズ感がコンパクトながらも彩りがより華やかに見えるガーデンのような仕上がりもあったり、
ダイナミックな印象でまさに人の手の入らないド・ナチュラルな印象の仕上がりもあったり、
眺めている自分がとても楽しいレッスンでした。



サンプルを2つ並べてみました。大きな断片でお散歩できそうー!



もう1つは、プライベートレッスンで開催したシャンペトルブーケ。



こちらは久しぶりに、特別大きく、花材たっぷりでご提案しました。
シャンペトルの表現もたくさんあると思いますが、
手に抱えきれない花を束ねるこの感覚に、
広大な自然を1つのブーケに束ねる醍醐味を改めて感じて、
また秋などの気候の良い時に、こういう大きなシャンペトルブーケを開催したいなーと思うのでした。





どこに旅行に行っても、その風景を持ち帰ることはできず、
写真に撮るか、記憶に留めるかしかないのですが、
こうやって、断片を切り取って持ち帰れたらいいのにー、なんて思いますよね。

でも、記憶の中の風景を、ある日こうしてアレンジとして、ブーケとして再構成することで、
またその場所に行った気分になって思い出せることも、なんだかとても嬉しいことに思います。
やっぱり懐かしい風景の思い出が増えれば増えるほど、表現が増えるのかなと思います。

そういう点で、早くまた気軽に旅行できる日が来ることを願う毎日です。
今は昔の写真や旅行の本を見ながら、行った気分になることで、
未来の旅を楽しみにしています。

こうなったら・・・
行ったことないけどそうした情報収集を基に、
こんな風景かな!?っていうことで先にブーケを作ってみて、
後で答え合わせをするのも面白い、かなあ!?


 
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この記事のライター

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ジャルダン ノスタルジック、2012年にオープンした東京・神楽坂にあるフローリストの青江、フローリスト/パティシエの加藤が経営する花店。おもちゃ箱をひっくりかえしたような、懐かしくてわくわくするお店づくりをコンセプトにした店内には、青江・加藤が選んだ季節の花とともに、焼き菓子、ハーブティーや花器、フランスのブロカントなどの雑貨が所狭しと並んでいる。土日の15時からは店内の一角でカフェも営業中。

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