今時っぽい!スワッグお飾りの作り方
お正月にもスワッグを
人気のスワッグをお正月バージョンに!バンクシアを使ったキャッチーな雰囲気はナチュラル感のあるインテリアとも相性がよく、今らしさたっぷりです!
Flower
ワカマツ 1本/コウジンマツ(短めのマツで代用可)1本/シッサス・オバータ 5、6本/バンクシア 1本/セルリア‘ブラッシングブライト’ 1本/ビバーナム・コンパクタ 3本/カクレミノ 2本Material
輪ゴム 1本/麻紐/ワイヤーHow to make

1.ワカマツ全体が70cm程度になるようにカットし、マツの左側にカクレミノを1本重ねます。
2.1のカクレミノと対称になるように、カクレミノをマツの右側に1本重ねます。
3.1のカクレミノの上にコウジンマツを重ねます。
4.中心にビバーナム・コンパクタを重ねます。
5.4の上にバンクシアをのせ、短く切ったビバーナム・コンパクタをさらに重ねます。
6.5のビバーナム・コンパクタの実に、短くカットしたセルリアを重ねます。
7.花材を手で重ねるときに握っていた部分を輪ゴムでしっかり縛り、輪ゴムから10cm程度で茎を切り揃えます。
8.壁にかけるための輪を作ります。7の輪ゴムの上部分に端に余らせて麻紐で輪を作ります。
9.輪を左手の親指で押さえながら、茎の切り口に向かってぐるぐると麻紐を巻きつけます。
10.巻き上げた麻紐を少し長めにカットし、端を輪に上から通します。輪に通した紐と7で余らせた麻紐を引っ張ってから2本を結んで壁に掛ける輪にします。
11.シッサス・オバータを5、6本束ね、10cm前後の円になるように5周くらい丸めます。
12.丸めたシッサス・オバータの中心にワイヤーを通します。
13.ワイヤーでシッサス・オバータの輪をねじり留めます。ワイヤーの足は切らずに長いままにしておきます。
14.麻紐を巻きつけた部分に13を重ね、ワイヤーの足を左右に広げ麻紐部分にねじり留めます。
15.留めたワイヤーは長い部分はカットし、ねじった部分はカクレミノや植物の茎の下に隠して、完成!
正月飾り販売のポイント
2014年にオープンした「マルメロ」。
オープンした年の12月から毎年手作りの正月飾りを販売しています。しめ縄を使ったものやマツをアレンジしたものなどさまざまなデザインを制作。当初はアーティフィシャルフラワーを中心に制作していましたが、昨年あたりからドライフラワーになる生花を使用したお飾りが人気を集めています。価格帯は3,000〜4,000円。意外なことに常連のお客様ではなく、普段生花を購入しないお客様が立ち寄り購入することが多く、翌年にも「去年買ってよかったから」とリピーターになるケースが増えています。多くの量販店での正月飾りの販売は11月から。早めに準備をすることで商機がありそうです。
2017年に販売した正月飾り。
教えてくれたフローリスト
小野寺 千絵 Chie Onodera
フラワーデザイン専門学校を卒業後、都内の花店数店を経て2014年9月に「マルメロ」をオープン。
ショップでは定期的にレッスンも開催。
marmelo[マルメロ]
東京都世田谷区代沢2−36−32-101
marmelo-flower.com
facebook:@marmelo.flower
Instagram:@marmelo.flower
撮影/三浦希衣子
テキスト/フローリスト編集部
月刊フローリスト掲載
こちらの記事もおすすめ
>>コツを押さえて今から準備 大人かわいい正月飾り お気軽和やかなスワッグの作り方
>>大人かわいいシンプルな「カジュアル正月飾り」の作り方
- すてき 0
- クリップ
この記事のライター
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。