レトロで魅力的なテラリウムの器達
A Look Back at Classic Articles
フローリストの前身といえる「ガーデンライフ」の記事を振り返って幾度となく訪れているテラリウムのブームを見ていきます!テラリウムの器の歴史
ナサニエル・バグショー・ウォードが発明したガラスの植物保存容器「ウォードの箱」はテラリウムの原型。
そこから200年近く経った1974年の記事にテラリウムが「アメリカでは最近これが大流行を始め、現在七~八社が発売し、すでに五百万個以上が販売され、大変な人気をよんでいる」との記述があります。
1984年になると販売されている容器ではなく、「インテリア用品として器そのものも飾れるものとなると、ステンドグラスの制作技法で作ったテラリウムにまさるものはない」とインテリアを重視し、10年前と比較するとポップな印象のものへと変化。
懐かしさと近未来感を感じる昔のテラリウムは今リバイバルすると人気が出るかも。
1974年11月号
実は1960年頃からテラリウム用のケースが作られていて、さらに記事の3年前からはボール型が登場しました。
上下が分かれ、植え付けや管理が簡単。
デザイン性と利便性を兼ね備えた容器。
右上の容器は底部に排水栓もつきます。(1974年11月号)
1984年3月号
観葉植物、多肉植物を室内で楽しむ人が増えていることからインテリアとして楽しめる容器の作り方を紹介。
密閉式、半開放式、開放式と空気や湿度の調整が可能でDIYできる容器が集合!
アンスリウム、プリムラとガーデニング感覚のテラリウムも見られます。(1984年3月号)
なんだかレトロでかわいいデザインで今でも欲しくなってしまうものばかりですね。
蚤の市などでみつけたり、倉庫からレトロな素材をひっぱりだして、DIYしてみたりして、テラリウムをはじめてみてはいかがでしょうか?
植物生活にはテラリウムに関する記事がたくさんあります!
「廃材ガラスのテラリウム」
https://shokubutsuseikatsu.jp/article/news/p/3049/
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この記事のライター
植物生活編集部
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