植物生活編集部ライター 植物生活編集部ライター 40ヶ月前

切り花着色剤で花の染色を試してみよう!


目指せ、自分色。
 実験と取材でわかった『染色のコツ』を伝授します


「あの花の染めがほしい」「ほしい色がお花屋さんの店頭にない」

そんな悩みには、「自分の手で染める」という選択肢もありうることでしょう。
自分で染めれば、花の種類や色はもちろん、染色時間や色のミックスなどあらゆることを自分好みにチョイスすることができます。

今回は、「うまく染めることができるか心配……」という人に向け、『フローリスト実験室』でも使用した、パレス化学の切り花着色剤「ファンタジー」を用いて、染色方法の基本を実験方式で紹介します。


記事はこちら
フローリスト実験室実験1 >>
花を染められるってご存知ですか! フローリスト実験室 実験1

切り花着色剤の使い方


1:できるだけ新鮮な花を準備し、切り戻します。水を飲んでいる花は1時間程度水から出した後に使用します。



2:「ファンタジー」の原液(染色液)に浸けます。



 3:10分~24時間で花弁に色が見えはじめたら染色完了です。



4:茎の先端についているファンタジーを水で洗い流します。


ここがポイント


1 染色の仕組みを知る
着色された水を茎が吸い上げることで、染色されます。
その理屈を考えると、斜めに切り戻して吸水できる面積を広くしたり、水からしばらく出した後で着色させることも納得です。


斜めに切った断面



真っ直ぐに切った断面



花弁の裏、水が通っている箇所から徐々に染色がはじまります。
 

ムラなく染めるには

スプレー咲きでステム(葉や花を支える軸状の部分)の多い花ほど、写真のように染めムラができやすいです。
低温(5~10℃)でゆっくり(60cm丈で12時間程度)染色することにより、きれいにムラなく染まります。 

 

染色液はどのくらい使える?

メーカーによれば、最大でも2~3回程度、繰り返して使用することがおすすめだそうです!
それ以上、繰り返し使用してしまうと、花の樹液が染色液と混ざり、ムラや染まりが悪くなる原因となります。
 

染色液の量と染色時間は?

メーカーが推奨する染色液の量は、花の種類や丈で異なりますが、平均して60cm丈なら10~20mlです。
また、染色時間の目安は、品種、天候によって異なりますが、20cm丈で15~20分程度、60cm丈で1~2時間程度となります。


同じ染色時間でも、実の数によって染め上がりに差が出ることも。

 

さらにこんな使い方も……


切り花着色剤「ファンタジ-」は全21色展開。混合が可能なので好きな色同士を混ぜ合わせて、お好みの色を作ってみてはいかがでしょうか?



!注 意
※切り花着色剤の使用用途以外では使用しないで下さい。
※着色剤を廃棄する際は、布や新聞紙に染み込ませて、可燃ごみとして捨てて下さい。
 

もっと知りたい!染めの花のこと


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