花とカフェでゆったりする。[終日フラワー/東京・渋谷]

オーダー以上の花でアピール、欲張りな花屋
ビアバー、カフェ、花店の3店舗からなる「終日one」。
店を訪れてすぐ目に入るのが所狭しと並べられた鉢物、切り花です。
「来店されるお客様を最初に迎えるウェルカムフラワー」を意識していると、花店「終日フラワー」のオーナーであるCharさんは言います。
Charさんは中目黒の(hana-naya)から独立後、現在の店舗のオーナーと知り合いだったことからポップアップショップを経て、店頭のスペースで花店を開くようになりました 。
「何色にも染まれます」をモットーにお客様のどのようなオーダーにも合う花をセレクト。花を贈る人、贈られる人についての話をできる限り詳細に聞いてイメージを膨らませるそうです。
オーナーのCharさん。束ねた花はSNSでも人気です。
ありったけの想いを込めて作るので、制作中に息をするのを忘れてしまうくらい集中してしまうことも。
オーダー以上に頑張ってしまうこともあり、自身を「欲張りな花屋」だと言います。
バー目当てのお客様が何回も訪れるうちに気軽に花を買うようになったり、新たな客層とも出会える空間です。
そんな場所でより多くの人に花の魅力が伝われば、と日々花を束ねています。
終日フラワーのスペースは終日oneの入り口あたり。
階段を利用して省スペースながらたくさんの花が並べられています。
さまざまなオーダーに対応できるように花を仕入れているとか。
Charさんの好みが強く出ると、「変わった花が多い」と言われることもあるそうです。
花の価格表。球根の図版は友人が昔の洋書から抜き出してくれたものでお気に入り。
カフェスペースにも季節の花やハーバリウムなどが並んでいます。
オレンジのダリア、真っ青な染めのガーベラとともに束ねたのは持ちもよく、部屋のインテリアとしても使えるネイティブフラワー。
Flower & Green
ダリア、ガーベラ、ヤグルマソウ、アイビー、セントーレア‘マジックシルバー’、ウーリースプーン、リモニウム、リューカデンドロン、コットンブッシュ、レモンリーフ、ストーブプルモーサ
ドライになる花を求める人も多いそうです。長く飾れて、ちょっとしたお土産になるハーバリウムも店頭に置いてあります。
Flower & Green
ドライフラワー
教えてくれたフローリスト
Char
終日フラワー
東京都渋谷区上原3-44-11
Instagram:@charbatake
撮影/西田香織
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植物生活編集部ライター
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