【週のまんなか、読みたい本】季節の色合いを楽しむブーケ

「季節の色合いを楽しむブーケ」
本を読んでつくってみた!
フラワーフォトグラファーのshionです。
「季節の色合いを楽しむブーケ」を読み、人生初!ブーケ作りに挑戦しました。
ブーケを贈る相手は母。
仕事、家事、介護。忙しい日々を送る母に、プレゼントしようと思います。
「季節の色合いを楽しむブーケ」とは?
カラフルでお菓子のように丸い形のジニアやマリーゴールド、100本の八重咲きのコスモス、見た目にもおいしそうな小花やエディブルグリーンなど、一般的な花から染めなどの珍しい花まで使ったブーケを、広島の「fleurs trémolo」のオーナー、藤野 幸信さんが束ねています。
見ているだけでもワクワクする、四季を束ねたブーケ33点にはすべてにハウツーがあり、実際に作るのも楽しめる内容となっています。
「月刊フローリスト」で2016年5月号〜2018年4月号まで連載していた「couleur et nuance de saison」の写真も収録。
季節の花をもっと楽しむための工夫や、ヒントが満載なので、 花を習う方はもちろん、プロの方にもご満足いただける一冊です。
自分で作る小さなブーケでも、移り変わる季節に気付いてほしくて、 今回は下記のような秋色を集めてみました。
・ダリア3本 ・紅葉した雪柳1本 ・ワックスフラワー2本 ・トラノオ2本 ・野ばらの実1本
花材選びで参考にしたのは79ページ。
ダリア、ラン、紅葉のブーケです。
コチョウランは、お花屋さんによっては取り扱いがなかったり……
値段がリーズナブルではないので、今回は使いません。
色の配色で参考にしたのは67ページ。
アンティークローズのオータムブーケです。
ダリアのオレンジを中心に、赤・黄色・黄緑・茶色などの秋色をミックス。
束ねる前は、花材を水切りして、1本ずつ花を並べるところから。
その後、束ねる作業に取り掛かります。
正直かなり難しい……。
手で握っていても、花材が動きます……。
新しい花材を追加すると、手の中で束ねていたものがバラバラになります……。
ダリアが思うような方向を向いてくれません…。野ばらの実は絡まり、赤い実が床を転がり始めます……。
とても苦戦しました。
そんなブーケ初心者の私が生み出した方法。
それは、花材を机や床に置いて、麻の紐で徐々に束ねていく方法です。
この方法だと、両手が自由になるので、失敗なくブーケが作れます。
野ばらの実1本を短く切り分け、麻の紐で縛る。
その上に、ダリアの顔がこちらを向くように置いて、野ばらの実とともに束ねる。
雪柳を下に。トラノオをサイドに。
「置いてから束ねる」 この繰り返しでできたブーケがこちら。
プレゼントをするときは、 クラフトペーパーをグルッと巻き付け、ラッピングするのも可愛いです。
花材を机や床に置いて、麻の紐で束ねる方法。
とても束ねやすくなるので、 私のようなブーケ初心者の皆さん!!ぜひお試しください!
撮影・文(制作)/shion
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。