【植物生活工作室】「木の実とスパイスの飾り花 トロッケンゲシュテック」を読んでキャンドルリースを作ってみた
フラワーフォトグラファーのshionです。
今月は「木の実とスパイスの飾り花 トロッケンゲシュテック」を読み、キャンドルリースを作ってみました。
トロッケンゲシュテック……、思わず「え?もう一度!」と聞き返してしまう方も多いのではないしょうか。
私自身、初耳ワードだったので、まずはこちらの説明から。
トロッケンゲシュテックとは、ドイツで古くから伝わる、木の実とスパイスを使った飾り花のこと。
寒い冬の間、修道女の楽しみとして栄え、それが一般の信者にも広がり、生花の代わりにもなったとか。
トロッケンゲシュテックでよく使われる、松ぼっくりや木の実。
これらは、暖炉の火付けに必要で、もともとドイツでは、秋に採集する習慣もあったらしく、普段から木の実と共に暮らす生活が身近だったそうです。
そして今回は、本とセット販売されている木の実を使い、キャンドルリースを作りました。
材料は、ワイヤー/リースの土台/キャンドル/セット販売の木の実(3袋)/パールやビーズ/ドライオレンジ/ドライコットン
キャンドルは普段から、家で使っているLEDキャンドル。
ワイヤーやリースの土台などは、はなどんやアソシエさんにて購入。
パールやビーズ、ドライオレンジ、ドライコットンは100円ショップにて購入。
まずは、リースの土台の内側にクローブを挿しこんできます。
次に、木の実やドライオレンジ、ドライコットンに、ワイヤーを巻き付ける作業を。
ドライコットンやスターアニスには、中心部にビーズやパールを。ぬくもりを感じられる木の実の中で、キラッとアクセントになりますよ。
巻き付け方は、とっても簡単。ドライコットンの中心部にビーズのついたワイヤーをおき、茎の方に向かって、2本のワイヤーを通し、ねじるだけ。
スターアニスも同様。ビーズのついたワイヤーを通して、ねじるだけ。
続いて、LEDキャンドルをリースの真ん中におき、シダーローズやコットンなどの、メインになる大きな木の実から挿していきます。
右側に置いたら、左側にも。上に置いたら、下にも。木の実を挿しこむときは、上下左右対称に配置すると、バランスも良し!
次に、小さな松ぼっくりやドライオレンジ、ロータスミニなどで、間を埋めていきます。
挿し方のポイントとしては、同じ大きさ・同じ高さの木の実同士を隣に置かないこと。
これにより、高低差が出るので、立体感のあるリースに仕上がりますよ!
リースの内側、外側にもふんだんに木の実を挿しこんでいき、隙間が見えなくなるくらいが、完成。
挿しこみながら、リースの土台を時々クルクル回し、四方八方からの見え方を確認すると、より綺麗なキャンドルリースになります。
新年会、新年のご挨拶などで、何かと忙しい年始。
ホッと一息、温かい飲み物でも飲みながら、ぬくもりのある木の実に触れる、おうち時間。
いかがでしょうか?
撮影・文(制作)/shion
植物生活ストアで販売中!
【書籍概要】
トロッケンゲシュテック
著 者:網野 妙子
仕 様:B5変判、96ページ
定 価:本体1,900円+税
ISBN:978-4-416-91781-7
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この記事のライター
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