【短期集中連載】クリエイターのブランディング戦略 vol.01
初めまして。
ブランドプロデューサーの古長谷莉花と申します。
植物生活でもコラムを書かせていただいておりますが、
ここでは短期集中連載として、クリエイター、アーティストのためのブランディングについて書いていきたいと思います。

植物に関するクリエーターの皆様も、
クライアントワークを数多く手がけ、自分をどのように見せていくか、ということが重要かと思います。
ここから6回に分けて連載してまいります。
自分をどう名乗るべきか?
植物生活をご覧の方は、現在、フローリストやデザイナーとして、すでに独立されている人も多く、また、これからそういったことを仕事にしていきたい!と、お考えの人も多数いらっしゃると思います。
どうしたら、自分の仕事を軌道に乗せることができるの?
売れっ子のあの人のしていることと、自分のしていることの何が違うの?

そんな悩みも多いことでしょう。
自分の感性を武器に、クリエイター・アーティストとして成功していく。
そのために必要なことは何か。
客観的にそれらを自己観察し、また、深く考えたことはあるでしょうか。
例えば、フラワーアーティストの場合。
花の知識、アレンジメント・デザインのスキル、人を魅了する感性……、
せっかく素晴らしい素養を持っているのに、ビジネスはなかなかうまくいかない。
そんなケースも多いです。

ありがちな落とし穴としては、「フラワーアレンジメント」に関することの知識やスキルばかり(だけ)を深めていってしまうことです。
もちろんそれらの知識やスキルはあることが前提なので、深めることは大切なことです。
しかしながら、それらの魅力が世の中に広まり、ビジネスとして成功するには必要なことがたくさんあります。
たくさんのアーティストのお手伝いをしていると、せっかく素晴らしい素養を持っているのにブレイクしきれないクリエイター、アーティストに不足しがちな問題点として、大きく2つのことが見えてきます。
一つ目は、ビジネススキル・知識の欠如。

日本で唯一の花業界の専門雑誌「フローリスト」の歴代編集長にインタビューしてみたところ、明らかにせっかくのセンスや技術があるにも関わらず、埋もれてしまうアーティストもたくさんいらっしゃるということです。
植物に関わるクリエイター、アーティストも目指す対象者として、その数にして数千人以上。
成功して「売れっ子」になっている人は上記のビジネススキルを磨き、
そして、自分がこうしたいという長期的なビジョンをしっかり持っている方ばかりだそうです。

もちろん花の業界だけではなく、料理家、美容師、セラピスト、ダンサー……など、業界問わずです。
私は、ブランドプロデューサーとして全国各地の新規事業やブランドのリブランディングに携わっています。
その中で、新しいビジネスのためにさまざまなプロフェッショナルに関わらせていただいております。
その業務の中で、クライアントに提案をする時、
「山田花店の山田花子さんという方がいらっしゃいます」
という場合と、
「フラワー空間コーディネーターの山田花子さんがいらっしゃいます」
という場合と、
「華道家の山田花子さんがいらっしゃいます」
とお話しした時に、どちらも受け取り手の印象が違います。

クライアントはどちらに仕事を託す印象を得るでしょうか。
全く同じ技術力で、同じような装飾ができるとしても、今やインターネットで個人がPRできる時代。
差別化はもっとも重要です。
「どのように自分を表現するのか」を自らがプロデュースすることが大切です。
では、一体どう名乗ったらいいのでしょうか?
それは、「自分のできること」と、「やりたいこと」
そして、「求められている(であろうこと)」を考えて導き出すのです。
次回以降、こうしたセルフブランディングについて全6回でお話ししていきたいと思います。
初級編:「ブランディングでまずはじめにやってみること」をお伝えしてまいります。01: 自分をどう名乗るか?肩書きのブランディング
を連載していきます。
どうぞ、お付き合いくださいませ。
Information
ブランディング・ダイジェスト版ではありますが、
3月31日(日)に研修講師マッチングサービスのOncy(オンシー)とコラボセミナーを行い、そのなかで講演をいたします。
無料ですのでご興味あるかたは是非、お申込みください。
詳しくはこちら>>
講師育成・ブランディング 無料セミナー /未経験から研修講師として独り立ちして人気講師になる方法
文/古長谷莉花(訪れたい場所株式会社 代表)
ブランドプロデューサーの古長谷莉花と申します。
植物生活でもコラムを書かせていただいておりますが、
ここでは短期集中連載として、クリエイター、アーティストのためのブランディングについて書いていきたいと思います。
植物に関するクリエーターの皆様も、
クライアントワークを数多く手がけ、自分をどのように見せていくか、ということが重要かと思います。
ここから6回に分けて連載してまいります。
自分をどう名乗るべきか?
「肩書き」のブランディング
植物生活をご覧の方は、現在、フローリストやデザイナーとして、すでに独立されている人も多く、また、これからそういったことを仕事にしていきたい!と、お考えの人も多数いらっしゃると思います。
どうしたら、自分の仕事を軌道に乗せることができるの?
売れっ子のあの人のしていることと、自分のしていることの何が違うの?
そんな悩みも多いことでしょう。
自分の感性を武器に、クリエイター・アーティストとして成功していく。
そのために必要なことは何か。
客観的にそれらを自己観察し、また、深く考えたことはあるでしょうか。
例えば、フラワーアーティストの場合。
花の知識、アレンジメント・デザインのスキル、人を魅了する感性……、
せっかく素晴らしい素養を持っているのに、ビジネスはなかなかうまくいかない。
そんなケースも多いです。
ありがちな落とし穴としては、「フラワーアレンジメント」に関することの知識やスキルばかり(だけ)を深めていってしまうことです。
もちろんそれらの知識やスキルはあることが前提なので、深めることは大切なことです。
しかしながら、それらの魅力が世の中に広まり、ビジネスとして成功するには必要なことがたくさんあります。
たくさんのアーティストのお手伝いをしていると、せっかく素晴らしい素養を持っているのにブレイクしきれないクリエイター、アーティストに不足しがちな問題点として、大きく2つのことが見えてきます。
一つ目は、ビジネススキル・知識の欠如。
二つ目は目の前だけでなく、中長期的な目標設定と戦略の不足。
日本で唯一の花業界の専門雑誌「フローリスト」の歴代編集長にインタビューしてみたところ、明らかにせっかくのセンスや技術があるにも関わらず、埋もれてしまうアーティストもたくさんいらっしゃるということです。
植物に関わるクリエイター、アーティストも目指す対象者として、その数にして数千人以上。
成功して「売れっ子」になっている人は上記のビジネススキルを磨き、
そして、自分がこうしたいという長期的なビジョンをしっかり持っている方ばかりだそうです。
もちろん花の業界だけではなく、料理家、美容師、セラピスト、ダンサー……など、業界問わずです。
私は、ブランドプロデューサーとして全国各地の新規事業やブランドのリブランディングに携わっています。
その中で、新しいビジネスのためにさまざまなプロフェッショナルに関わらせていただいております。
その業務の中で、クライアントに提案をする時、
「山田花店の山田花子さんという方がいらっしゃいます」
という場合と、
「フラワー空間コーディネーターの山田花子さんがいらっしゃいます」
という場合と、
「華道家の山田花子さんがいらっしゃいます」
とお話しした時に、どちらも受け取り手の印象が違います。
クライアントはどちらに仕事を託す印象を得るでしょうか。
全く同じ技術力で、同じような装飾ができるとしても、今やインターネットで個人がPRできる時代。
差別化はもっとも重要です。
「どのように自分を表現するのか」を自らがプロデュースすることが大切です。
では、一体どう名乗ったらいいのでしょうか?
それは、「自分のできること」と、「やりたいこと」
そして、「求められている(であろうこと)」を考えて導き出すのです。
次回以降、こうしたセルフブランディングについて全6回でお話ししていきたいと思います。
初級編:「ブランディングでまずはじめにやってみること」をお伝えしてまいります。
01: 自分をどう名乗るか?肩書きのブランディング
02: あなたのマーケットはどこか?ペルソナ設定してますか?
03: 自分のプロフィールと作品写真のマッチング
04: どこでどんな情報発信をしているのか
05: 定期的にあなたに会える場所
06: 実績を作るために一番重要なことはビジネススキル
を連載していきます。
どうぞ、お付き合いくださいませ。
Information
ブランディング・ダイジェスト版ではありますが、
3月31日(日)に研修講師マッチングサービスのOncy(オンシー)とコラボセミナーを行い、そのなかで講演をいたします。
無料ですのでご興味あるかたは是非、お申込みください。
詳しくはこちら>>
講師育成・ブランディング 無料セミナー /未経験から研修講師として独り立ちして人気講師になる方法
文/古長谷莉花(訪れたい場所株式会社 代表)
- すてき 0
- クリップ
この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。