【短期集中連載】クリエイターのブランディング戦略 vol.04
こんにちは。
ブランドプロデューサーの古長谷莉花です。
植物生活をご覧の皆様のなかで、フローリストやデザイナーとして、すでに独立されている方や、これからそういったことを仕事にしていきたい!と、お考えの人へ。
自分の感性を武器に、クリエイター・アーティストとして成功していく。
そのために「必要なことは何か?」を全6回でお伝えするクリエイターのブランディング戦略についての連載の第4回目です。
これまでの記事はこちら
>> 01: 自分をどう名乗るか?肩書きのブランディング
>> 02: あなたのマーケットはどこですか?ペルソナ設定してますか?
>> 03: 自分のプロフィールと作品写真のマッチング

今回はオンラインでの情報発信のお話をします。
「情報発信が大切だ」と言われてもう何年経つでしょうか。
誰もが当たり前のようにSNSを使いこなし、ブロガーやユーチューバー、インスタグラマーなどとして収益を上げることも可能となりました。
Ameba blog(アメブロ)をはじめとしたブログ全盛期の波に乗れた人はその勢いで、時代は流れ、Facebook、twitter、Instagram、最近ではLINE@やnoteなど、プラットフォームはいくつも生まれてきます。

いずれにしても、既存サービスを利用するのは簡単ですが、それぞれに流行り廃りがありますし、また、各社が差別化を図っているため、サービス内容にも特性の違いがあります。
使用するSNSの特徴と自分のサービス&顧客がマッチしているのかも、しっかり吟味しなければなりません。
怖いのは、他社サービスを使うことで「突然アカウントが凍結される」ということもあります。
サービス側で様々ルールが変わり、そのサービスが広告事業に力を入れるとなったら「無料サービスではリンクが貼れない」とか、禁止とされる事項が変わるためにアカウントにさえログインできなくなってしまうこともあります。
最悪の場合はアカウントが消去されることもあり、そうすると、あなたへのお客様の動線は途絶えてしまいます。
ここ半年で、こういう話はとても増えています。
一方で、何か一つに依存することにも気をつけるべきでしょう。
さまざまなSNSが乱立する「SNS戦国時代」。
栄枯盛衰の波は激しく、スパンは短くなっています。
そのため一つのツールに頼るのは危険です。
私がおすすめしているのは
基本的には自分のウェブサイトを持ち、2つ以上のSNSを活用するのが好ましいと考えます。
一つのものに徹底して依存するのはやめましょう。
そして活用するSNSと自分のサイトには、
第一回でお伝えしたように「自分の肩書きに沿ったプロフィール、文章」を書いてください。
第二回で考えた自分の顧客に刺さるキーワード、商品・サービスだけでなく「ペルソナにとって役に立つこと」を伝えて、まずは自己満足にならない情報発信をしましょう。
あくまで、相手にとって意味のあること、喜ばれることを基準に考えるのです。
ビジネスは相手に求められなければ成り立ちません。
承認欲求を満たしたいのであれば、それは趣味で行うことです。
誰かにとってメリットになる情報をきちんと提供できるようになれば、いわゆるマスメディアと呼ばれるテレビや新聞、雑誌に書籍から声がかかることもあります。
今のところハードルが低く、なおかつ拡散力があるのはウェブメディアでしょう。
自分のサイトではなく、しっかりとした企業から依頼を受けて情報を発信する。
これこそが最強ブランディングの1つです。
その他にも、自分だけの力ではなく講師やセミナーの案件マッチングサイトに登録するというのも有効です。
派遣講師としてのマッチングを戦略的に行いたいならば、先日、植物生活とコラボセミナーを実施してくださった「oncy」などに登録するのもオススメです。
https://oncy.jp/
個人開催だけでなく、企業との実績が積み重なっていくということがブランディングとして強化されていくことに直結していきます。
次回は、オフラインでは何をしたらよいか、ということについてお話しします。次回は
Information
ブランディング・マーケティングについてなんとなくわかってきたけれど、具体的にどうしたらいいの?自分のことへのフォードバックが欲しい!
という方は、4月と6月にセミナーを実施いたしますので是非お越しくださいませ。
4月22日(月)と6月1日(土)
ご興味あるかたは是非、お申込みください。
詳しくはこちら>>(内容は両日とも同じです)
4月22日(月)クリエイター・フローリストのためのブランディング講座/人気クリエイター活躍の秘訣 マーケティング・ブランディング戦略編
6月1日(土)クリエイター・フローリストのためのブランディング講座/人気クリエイター活躍の秘訣 マーケティング・ブランディング戦略編
プロフィール
文/古長谷莉花 Rika konagaya
訪れたい場所株式会社 代表取締役社長
1986年静岡県出身。大学で建築を学び、株式会社乃村工藝社にデザイナーとして入社。ショールーム、商業施設、展示会ブース等の空間設計に従事。 広報部に異動、創業120周年プロジェクトを終え退社。
株式会社中川政七商店への転職と共に奈良へ移住。社長秘書と兼務しプラントハンター西畠清順氏との共同ブランド『花園樹斎』の立上げなどを行う。小売課管理職となり45店舗の店舗運用標準化、インバウンドPJを担当。2016年創業三百周年プロジェクトなどを実現させ退社。
現在ブランドプロデューサーとして東京を拠点に全国各地で活動。
目には見えない、言葉にできないものを形にすることを得意とし、百貨店・美容室・出版社やメーカーなど様々な企業の新規事業を支援している。
ブランドプロデューサーの古長谷莉花です。
植物生活をご覧の皆様のなかで、フローリストやデザイナーとして、すでに独立されている方や、これからそういったことを仕事にしていきたい!と、お考えの人へ。
自分の感性を武器に、クリエイター・アーティストとして成功していく。
そのために「必要なことは何か?」を全6回でお伝えするクリエイターのブランディング戦略についての連載の第4回目です。
これまでの記事はこちら
>> 01: 自分をどう名乗るか?肩書きのブランディング
>> 02: あなたのマーケットはどこですか?ペルソナ設定してますか?
>> 03: 自分のプロフィールと作品写真のマッチング
第4回 どこで、どんな情報発信をしていますか?
今回はオンラインでの情報発信のお話をします。
「情報発信が大切だ」と言われてもう何年経つでしょうか。
誰もが当たり前のようにSNSを使いこなし、ブロガーやユーチューバー、インスタグラマーなどとして収益を上げることも可能となりました。
Ameba blog(アメブロ)をはじめとしたブログ全盛期の波に乗れた人はその勢いで、時代は流れ、Facebook、twitter、Instagram、最近ではLINE@やnoteなど、プラットフォームはいくつも生まれてきます。
いずれにしても、既存サービスを利用するのは簡単ですが、それぞれに流行り廃りがありますし、また、各社が差別化を図っているため、サービス内容にも特性の違いがあります。
使用するSNSの特徴と自分のサービス&顧客がマッチしているのかも、しっかり吟味しなければなりません。
怖いのは、他社サービスを使うことで「突然アカウントが凍結される」ということもあります。
サービス側で様々ルールが変わり、そのサービスが広告事業に力を入れるとなったら「無料サービスではリンクが貼れない」とか、禁止とされる事項が変わるためにアカウントにさえログインできなくなってしまうこともあります。
最悪の場合はアカウントが消去されることもあり、そうすると、あなたへのお客様の動線は途絶えてしまいます。
ここ半年で、こういう話はとても増えています。
一方で、何か一つに依存することにも気をつけるべきでしょう。
さまざまなSNSが乱立する「SNS戦国時代」。
栄枯盛衰の波は激しく、スパンは短くなっています。
そのため一つのツールに頼るのは危険です。
私がおすすめしているのは
基本的には自分のウェブサイトを持ち、2つ以上のSNSを活用するのが好ましいと考えます。
一つのものに徹底して依存するのはやめましょう。
そして活用するSNSと自分のサイトには、
第一回でお伝えしたように「自分の肩書きに沿ったプロフィール、文章」を書いてください。
第二回で考えた自分の顧客に刺さるキーワード、商品・サービスだけでなく「ペルソナにとって役に立つこと」を伝えて、まずは自己満足にならない情報発信をしましょう。
あくまで、相手にとって意味のあること、喜ばれることを基準に考えるのです。
ビジネスは相手に求められなければ成り立ちません。
承認欲求を満たしたいのであれば、それは趣味で行うことです。
誰かにとってメリットになる情報をきちんと提供できるようになれば、いわゆるマスメディアと呼ばれるテレビや新聞、雑誌に書籍から声がかかることもあります。
今のところハードルが低く、なおかつ拡散力があるのはウェブメディアでしょう。
自分のサイトではなく、しっかりとした企業から依頼を受けて情報を発信する。
これこそが最強ブランディングの1つです。
その他にも、自分だけの力ではなく講師やセミナーの案件マッチングサイトに登録するというのも有効です。
派遣講師としてのマッチングを戦略的に行いたいならば、先日、植物生活とコラボセミナーを実施してくださった「oncy」などに登録するのもオススメです。
https://oncy.jp/
個人開催だけでなく、企業との実績が積み重なっていくということがブランディングとして強化されていくことに直結していきます。
次回は、オフラインでは何をしたらよいか、ということについてお話しします。
次回は
05: 「定期的にあなたに会える場所」についてお話しします。
Information
ブランディング・マーケティングについてなんとなくわかってきたけれど、具体的にどうしたらいいの?自分のことへのフォードバックが欲しい!
という方は、4月と6月にセミナーを実施いたしますので是非お越しくださいませ。
4月22日(月)と6月1日(土)
ご興味あるかたは是非、お申込みください。
詳しくはこちら>>(内容は両日とも同じです)
4月22日(月)クリエイター・フローリストのためのブランディング講座/人気クリエイター活躍の秘訣 マーケティング・ブランディング戦略編
6月1日(土)クリエイター・フローリストのためのブランディング講座/人気クリエイター活躍の秘訣 マーケティング・ブランディング戦略編
プロフィール
文/古長谷莉花 Rika konagaya
1986年静岡県出身。大学で建築を学び、株式会社乃村工藝社にデザイナーとして入社。ショールーム、商業施設、展示会ブース等の空間設計に従事。 広報部に異動、創業120周年プロジェクトを終え退社。
株式会社中川政七商店への転職と共に奈良へ移住。社長秘書と兼務しプラントハンター西畠清順氏との共同ブランド『花園樹斎』の立上げなどを行う。小売課管理職となり45店舗の店舗運用標準化、インバウンドPJを担当。2016年創業三百周年プロジェクトなどを実現させ退社。
現在ブランドプロデューサーとして東京を拠点に全国各地で活動。
目には見えない、言葉にできないものを形にすることを得意とし、百貨店・美容室・出版社やメーカーなど様々な企業の新規事業を支援している。
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。