植物採集 in ハンガリー ブタペスト編 Place to visit for plants.
訪れたい場所 Vol.6 ハンガリー ブタペスト編
Place to visit for plants.
5月は12日間でぎゅっと詰め込んだ中央ヨーロッパの植物採集ハンガリー編です。
3月に訪れたブタペストは春とは言えない気温でしたが光が柔らかく…
ネオゴシックの建築に圧倒される美しい街並みが輝くボタニカルトリップでした。
ドラマチックナイト ブタペスト

夜にウィーンから列車で移動し、到着したブタペストの駅は幻想的!ブダペスト西駅はエッフェル塔と同じギュスターヴ・エッフェルによって設計されていると聞き納得です。
一瞬でブタペストという町に恋に落ちました。ヨーロッパの中でも、他のどの国とも違う古めかしさと美しさが程よくブレンドされた街です。

まずは大荷物をおきにタクシーに乗り込みます。
ブダ城を守るために建設された「漁夫の砦」の横にエリアにホテルはありました。
慌てて予約をしたのですが、予想以上のロケーションに歓喜!
興奮冷めやらぬ中ですが、さすがに長旅の疲れが出てブタペスト初日はホテル近くで夕食をとりそのまま就寝…

翌朝あまりの美しさが忘れられずに、もう一度ブダペスト西駅へ。


日本語でも英語でもない表記は全く読解できません。この列車はどこに連れて行ってくれるんだろう。妄想が広がってしまいます。
ブダペスト西駅には、世界一美しいとして有名なあのマクドナルドも!


ブタペスト街歩き
首都であるブダペストはペスト地区、ブダ地区に東西で分かれています。
ホテルのある丘の上のブタ城エリアは景観が保護されており、19世紀にタイムトリップしたかのような絶景が広がります。


丘の上から眺める朝焼け…
何世紀もの間、ブタペストの人々はこの景色を愛してきたのでしょう。
7つの展望台がある漁夫の砦。
ハンガリー人の先祖であるマジャール人が7部族いた事に因んでこの数が建築されました。
一つ一つ歴史を知り、文化に触れるのは旅の醍醐味。

ペスト地区は少し、プラハにも似ている雰囲気があるかな。
街並みもそうですが、お店のグラフィックなどが独特です。


お待ちかねの植物採集
ブタペストは2泊3日しかなく、大好きな温泉天国ということもありついつい温泉で足止め。
なかなか植物採集ができないな…そう思った矢先に出会いました、ボタニカルたち!

UNICUMとは天然ハーブを使ったハンガリー伝統の薬草酒のこと。
ウニクムは1970年からハンガリーで愛されてきた200年の歴史を持つお酒です。
どんな味、と聞かれますとなかなかスパイシーで独特で…と説明が難しい。
ハンガリーの方は、食前や食後にストレートで飲むそうです。
日本でいう養命酒に近いのではないでしょうか。
かつて皇帝の健康を願い作られたこのお酒はその味のユニークさから
「Das ist ein UNICUM!」これはユニークだ!と表現されたことでこの名前がついたとされています。
ハンガリー料理でよく出てくるパプリカ。スーパーには驚くほど多くのパプリカが売られています。ペースト状のもの、粉末状のもの、辛さも様々…
ハンガリーの家庭の味と言えば、パプリカ。海のないハンガリーは肉食であり、その調理に便利であり、ビタミンCの確保に最適であるとして様々なパプリカが流通するようになったそうです。
ベトナムの植物採集でも感じましたが、各国で植物を生活に活用する文化は王朝時代に栄えた文化が根強く残っています。その頃と現代では違った用途になっていても、変わらず愛される植物たち。
続いていること、というのは真に必要とされていることなのだと思います。
3ヶ月に渡る中央ヨーロッパの植物採集はこちらでお終いです。
次はどこに行こうかな。
※【植物採集 Place to visit for plants.】は毎月第3火曜日に配信。
Place to visit for plants.
5月は12日間でぎゅっと詰め込んだ中央ヨーロッパの植物採集ハンガリー編です。
3月に訪れたブタペストは春とは言えない気温でしたが光が柔らかく…
ネオゴシックの建築に圧倒される美しい街並みが輝くボタニカルトリップでした。
ドラマチックナイト ブタペスト
夜にウィーンから列車で移動し、到着したブタペストの駅は幻想的!ブダペスト西駅はエッフェル塔と同じギュスターヴ・エッフェルによって設計されていると聞き納得です。
一瞬でブタペストという町に恋に落ちました。ヨーロッパの中でも、他のどの国とも違う古めかしさと美しさが程よくブレンドされた街です。
まずは大荷物をおきにタクシーに乗り込みます。
ブダ城を守るために建設された「漁夫の砦」の横にエリアにホテルはありました。
慌てて予約をしたのですが、予想以上のロケーションに歓喜!
興奮冷めやらぬ中ですが、さすがに長旅の疲れが出てブタペスト初日はホテル近くで夕食をとりそのまま就寝…
翌朝あまりの美しさが忘れられずに、もう一度ブダペスト西駅へ。
日本語でも英語でもない表記は全く読解できません。この列車はどこに連れて行ってくれるんだろう。妄想が広がってしまいます。
ブダペスト西駅には、世界一美しいとして有名なあのマクドナルドも!
ブタペスト街歩き
首都であるブダペストはペスト地区、ブダ地区に東西で分かれています。
ホテルのある丘の上のブタ城エリアは景観が保護されており、19世紀にタイムトリップしたかのような絶景が広がります。
丘の上から眺める朝焼け…
何世紀もの間、ブタペストの人々はこの景色を愛してきたのでしょう。
7つの展望台がある漁夫の砦。
ハンガリー人の先祖であるマジャール人が7部族いた事に因んでこの数が建築されました。
一つ一つ歴史を知り、文化に触れるのは旅の醍醐味。
ペスト地区は少し、プラハにも似ている雰囲気があるかな。
街並みもそうですが、お店のグラフィックなどが独特です。
お待ちかねの植物採集
ブタペストは2泊3日しかなく、大好きな温泉天国ということもありついつい温泉で足止め。
なかなか植物採集ができないな…そう思った矢先に出会いました、ボタニカルたち!
UNICUMとは天然ハーブを使ったハンガリー伝統の薬草酒のこと。
ウニクムは1970年からハンガリーで愛されてきた200年の歴史を持つお酒です。
どんな味、と聞かれますとなかなかスパイシーで独特で…と説明が難しい。
ハンガリーの方は、食前や食後にストレートで飲むそうです。
日本でいう養命酒に近いのではないでしょうか。
かつて皇帝の健康を願い作られたこのお酒はその味のユニークさから
「Das ist ein UNICUM!」これはユニークだ!と表現されたことでこの名前がついたとされています。
ハンガリー料理でよく出てくるパプリカ。スーパーには驚くほど多くのパプリカが売られています。ペースト状のもの、粉末状のもの、辛さも様々…
ハンガリーの家庭の味と言えば、パプリカ。海のないハンガリーは肉食であり、その調理に便利であり、ビタミンCの確保に最適であるとして様々なパプリカが流通するようになったそうです。
ベトナムの植物採集でも感じましたが、各国で植物を生活に活用する文化は王朝時代に栄えた文化が根強く残っています。その頃と現代では違った用途になっていても、変わらず愛される植物たち。
続いていること、というのは真に必要とされていることなのだと思います。
3ヶ月に渡る中央ヨーロッパの植物採集はこちらでお終いです。
次はどこに行こうかな。
※【植物採集 Place to visit for plants.】は毎月第3火曜日に配信。
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この記事のライター
莉花
植物採集家 I'm a plant collector. My job is Creative consulting &Marketing. 1986年静岡生まれ。幼少期よりガーデニング好きの母の影響で生け花・フラワーアレンジメントなどを通し、植物と触れ合って育つ。 見る・育てる・愛でる・味わう・香る…様々な視点で植物を捉え、企業やクリエイターをマッチングさせ植物の可能性を広げる試みを行っています。 ブログ・公式サイト http://konagaya-rika.com Instagram https://www.instagram.com/llllkako5555/