BOTANICAL PHOTO AWARD「スワッグデザイン」受賞作品のご紹介・mayu32fdさんインタビュー
溶け込むような、浮き出るような...
植物生活では「スワッグデザイン」をテーマに
フォトコンペティション「BOTANICAL PHOTO AWARD 」を開催いたしました。
こちらの写真は優秀賞受賞者のmayu32fdさんの作品です。
背景に溶け込んでいくような、それとも浮き出ているような?...
色と造形、作りこんでいないのにこれ以外考えられないデザイン。そんなスワッグです。
今回どんなテーマで制作されたのでしょうか。
「ユーカリの葉っぱがきれいだったので、その美しさを生かせるよう極力シンプルに、色数も抑えました。ナチュラルとは反対のイメージを意識して背景色をグレートーンにしたら、
無機質な空間に静かに佇む感じになって良かったと思います。」
受賞しているスワッグの使用している花材はなんですか?
・ユーカリ2種・スターチス
・グミの葉
mayu32fdさんにとって「花」という素材はどのような魅力を感じますか?
また、表現する際、他の素材ではなく花を使う理由を教えてください。
「うーん、難しい質問(笑)魅力は、きれい!かわいい!何これ!・・・と、見た瞬間心が動く存在。そしてやがて枯れてしまう儚さと強さ。
他の素材ではなく花を使う理由・・・理由について考えたことはありませんが、、、
面白いから、楽しいから、そんな単純な理由しか思い浮かびません。」
「ドライフラワーの活け方」にも掲載されておりますが、本に掲載した作品はどのような思い入れがありますか。
「それまでドライフラワーの作品をあまりつくった事がなく、正直そんなに好きでもなかったのですが
フォトアワードに投稿したことで、ドライフラワーの魅力を再発見するきっかけとなった作品たちを掲載しています。」
スワッグを作る際、材料を選ぶこだわりなどを教えてください。
「素材そのものにこだわるというよりも、どんな作品にしたいのか、または目の前にある材料で何ができそうかを考えます。
時には自分の思い入れから離れて素材に従うこともしばしば。
花や枝はそんなに都合よく曲がってくれないし、良く言えば臨機応変。」
mayu32fd 高橋 繭さんの作品、instagramなどのSNSは>>こちらのページから
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この記事のライター
植物生活編集部
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