花店インタビュー|花を愛する人たちに寄り添って|8×8
幅広い年代が訪れる身近な存在
8×8[ ハッパ ]
オーナーの平賀由紀夫さん。オープンして今年で15年目を迎えます。
Q 1 花束の平均価格帯は?
A 3,000~5,000円が中心です。
Q 2 花束を購入した人に資材はつけていますか?
A まめな水換えをすすめているので、切り花栄養剤はつけていないです。
Q 3 どのような花を仕入れていますか?
A 草花系が多く、くすんだようなトーンで落ち着いた色合いを中心に取り揃えています。オーダーも多く、自分自身も好きなピンク系が多めです。
Q 4 鮮度を維持するポイントは何でしょうか?
A キーパーを使わない点です。温度の変化が小さく、持ちがよいと思います。あとはこまめな仕入れです。
Q 5 ショップの内装のこだわりは?
A 土の中にいるような内装にしようと考えました。花の色が映え、少し男っぽく遊びがある感じの黄土色の珪藻土で塗りました。
Q 6 春のブーケのイチオシ花材は何でしょうか?
A 切り花としては馴染みが薄く、長持ちで飾っていて香りのよいヒヤシンスです。
Q 7 切り花以外はどんなものを置いていますか?
A 店頭にあると花屋があるという目印になるので、鉢物を並べています。近くのホームセンターにはないような変わった形や色のものを置いた時は売行きがいいです。
5,000円の花束
人気の花材のミモザを使うことを決めて、同系色ではなく、補色の青や紫の小花をふんだんに使い、ミモザを目立たせました。
7,000円の花束
ピンク系の春の花をまとめています。ヒヤシンスもチューリップも生長の変化が大きい植物です。伸びてきてもおかしくならない形を考えて入れます。
Flower&Green:チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス2種、スイートピー、クリスマスローズ‘フェチダス’、ビバーナム・スノーボール、ユーカリ、ウエストリンギア
D A T A
1 オープン日2003年10月
2 メイン顧客層
20代から年配の人まで。
3 オーナー経歴
住宅設計の会社に就職後、庭などの外構計画に携わるうちに植木の勉強をはじめる。NFDの資格を取り、国内外の花店で修業後、独立。
4 ショップ名の由来
広く認知される名前にしたいと葉っぱに掛けた数字を選んだ。
5 どうしてこの場所に?
出身が埼玉なので大宮、浦和、川越といった大きな町で探し、物件がタイミングよく空いていたので。
教えてくれたフローリスト
平賀 由紀夫 Yukio Hiraga
8×8[ハナハッパ]
埼玉県さいたま市大宮区大門町3-60
大門町馬橋ビル1F
hana8x8.com
Instagram:@happahappahappa
撮影/石井小太郎
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