１本のリンドウを2、3本に切り分けます。 リンドウを活けるときはまとめて、花色のブルーが際立つようにします。

口が広く高さのあるフラワーベースに、ガーベラを主役にユーカリだけを合わせました。 ユーカリのボリュームがあるので、ガーベラを長めに活けるだけで、シンプルでありながら賑わい感が演出できるテクニックです。

近頃はユニークなグリーンが増えてきています。 今回、使用するグリーンは葉や枝ではなくナデシコのガクが 変化したテマリソウです。 テマリソウからガーベラの花が咲いてくるようなユニークな活け方です。

花の本数を増やしボリューム感のある活け方をします。 口元の部分が花の茎だけだと寂しくなるので、ボリュームのあるキイチゴを合わせてバランスよく活けるのがポイントです。

チューリップをシンプルに活けるテクニックです。 チューリップは活けているうちに茎が 伸び、花姿が変化します。 そのため、ここではチューリップの葉をつけたまま活けることで、フラワーベースの中で動かないようにしています。

1本に5輪程度、蕾や花がついているユリを切り分け、一緒に活けています。 ユリの葉の一部を残して他の花材を合わせていません。ユリの蕾の数が少ない場合は2本使うなどしましょう。

ダリアの中でも人気の高いシックなカラーの‘黒蝶’とグレーのフラワーベースの組み合わせが大人っぽい雰囲気。 大輪ダリアの花の大きさがポイントになる活け方です。

スイートピーはまっすぐな姿を生かした活け方もできます。 上から下までついているスイートピーの花がしっかり楽しめます。

ラナンキュラスと早春らしい枝物のコデマリを大きく活けるテクニックです。 枝物は季節感の演出にぴったりの花材です。 扱いが難しいように思われがちですが、花と同じように切り分けて活けてみましょう。

豪華なシャクヤクは1本あれば、たちまち華やかです。 シャクヤクの旬に合わせて、初夏から出回るギボウシという葉を1枚合わせました。 まるで1本の花のように見せる活け方です

早春から人気の高くなるミモザ。 ふわふわの丸い小さな花をより魅力的に見せるテクニックです。 葉を全部取るため少し準備は大変ですが、できあがりのかわいらしさは格別です。 しばらく活けてから、ドライフラワーにして楽しむのもおすすめです。

スプレーマムは日持ちがよく、ボリュームもあるので、手軽に活けやすい花です。 枝分かれしているスプレーマムを切り分け、フラワーベースを使って活けます。 合わせる葉のアイビーを2つのフラワーベースが繋がるように活けています。

ツツジのようなフォルムの花が360度すべての方向についているアルストロメリアは、初心者には扱いづらいと感じる花でしょう。 ここでは花の部分だけを切り分けて、かわいらしいアルストロメリアの魅力を引き出します。

上から下へと花がついているスイートピーを短めに活けるときには、花を細かく切り分けます。 まとめた花びらはふわりと愛らしくなります。小さく可憐なマトリカリアを合わせて、動きを出しています。

大輪ダリアは存在感のある花です。 口の広いフラワーベースに活けるのは難しそうですが、フラワーベースの縁で花を支えています。

晩春から初夏の花といえば、シャクヤク。 和洋を問わず、合わせ方で魅力が引き出される花です。 口の広いフラワーベースにはたくさんの花を入れて飾りがちですが、ここではシンプルに葉とシャクヤク１本で華やかに活けています。

小さな花がいくつも咲くスプレーバラは、1輪のバラとは異なる魅力があります。 アイビーを使って作ってみましょう。花が小さく茎も細いのでやわらかな雰囲気になります。

1本でも豪華で華やかな雰囲気があるバラ。 バラをシンプルに活けるアレンジです。斑の入った爽やかなアイビーを合わせます。 庭や鉢植えなどで育てているアイビーをカットして使ってもよいでしょう。