psycha 植物生活編集部 37ヶ月前

時間短縮ラッピング|ミニブーケ用の作り置きペーパー

円筒形にしたペーパーで花の周りを包む、基本的なラッピング方法です。このスタイルはペーパーが横に広がるので、予算の限られた店頭用のミニブーケなどもボリュームアップして見せる効果があります。円筒形部分は花束の大きさに合わせて簡単にサイズ調整が可能だから、ワンサイズで作り置きしておいても、さまざまな大きさの花束にフィットさせることができます。

必要な材料

  • 資材|撥水加工クレープ紙(黄色・オレンジのリバーシブル) 35×90cm
  • 資材|エンボス加工入り不織布(ピンク) 75cm角
  • 資材|プリント入りOPPフィルム(オレンジ) 28×90cm
  • 資材|ナイロンひも(黄色、緑、ピンク) 各40cm
  • 資材|サテンリボン(ピンク) 2.2cm幅200cm、1.3cm幅90cm
  • 資材|シール 1枚
  • 花材|カーネーション、ガーベラ、バラ‘サムライ08’、ブバリア、 エピデンドラム、ルスカス、ドラセナ 適量

作業工程

  • 1

    クレープ紙を横長に置き、上端を5cmほど内側に折る。

  • 2

    OPPフィルムを、クレープ紙に重ねる。このとき、下端がクレープ紙より少し下にはみ出すように重ねること。こうすると、保水の水分がクレープ紙に染みないし、クレープ紙の上からOPPフィルムが飛び出さない。2枚がずれないように、数カ所をステープラーでとめる。

  • 3

    2を輪にして端をステープラーでとめる。時間のあるときに1~3までの作業をして、3の状態で保管しておくとよい。

  • 4

    3の上からミニブーケを入れる。

  • 5

    花よりもペーパーの上端が上にくるように位置を調整し、花の根元でペーパーをくしゃくしゃと縮める。

  • 6

    不織布を四つ折りにして、さらに対角線で折る。

  • 7

    もう一度対角線で折って、写真のような形にする。

  • 8

    7の上部を、ハサミで丸く切る。切る位置は、花束の高さよりやや短いくらいがベスト。不織布もこの状態で保管しておくとよい。その場合は、丸く切る位置を点線の内側ギリギリにしておくと汎用性が高くなる。

  • 9

    8で上端を丸く切った不織布を広げ、中央に花束を置く。

  • 10

    不織布で下からステムを包み込む。

  • 11

    くしゃくしゃとしわを寄せながら、左右と手前にひだを寄せるようにして包むとかわいい。輪ゴムで不織布を仮どめする。

  • 12

    太いサテンリボンでフレンチボウを作り、 細いサテンリボンをワイヤーで後ろにとめる。11で輪ゴムをした上に、フレンチボウを結びつける。不織布とリボンの形をきれいに整える。

  • 13

    ナイロンひも3種を束ねて、やや高さを変えながら中央で輪を作る。輪の根元で1 回ねじってから、花束の正面にシールでとめる。端を大きく左右に広げる。

  • 14

    教えてくれた人/出崎 徹『フラワーラッピング・マニュアル』では、花店で使える実例をベースに、汎用性の高いラッピング資材を使ったテクニック本をご紹介しています。>>https://www.shokubutsuseikatsu.shop/items/23546304

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