Mitsuki Ciołka 2022/10/09

《映画鑑賞花》

映画を観て湧き上がったイメージを、花束やアレンジメント、インスタレーション等として花で表現
毎週土曜日更新

Film.22 "エミリーローズ"
原題: The Exorcism of Emily Rose
2005年 USA

悪魔祓いの儀式後に亡くなってしまったエミリーローズ。
彼女の死の責任を問われ、法廷で裁かれる事となったムーア神父と、神父を救うべく奔走する弁護士エリン。

ジャンルはホラーサスペンスに分類されているけれど、ホラーの部分よりも法廷のシーンの方が長いくらいで、ホラー味は控えめです。
"何を信じて生きるのか"というテーマがとても丁寧に描かれていて、観た後は静かながら強い感動が湧きます。
出世に貪欲なリアリストであるエリン弁護士が、ムーア神父やこの事件と、どう関わっていくのか。何を見て、何を感じるのか。
…私はこの、エリン弁護士の人となりがとても好きです。真摯な人だと思う。

また、エミリーローズ役のジェニファー・カーペンターの悪魔憑きの演技が圧巻で、特に馬小屋のシーンは何度も見返してしまいます。
鳥肌と涙で映画を体感できる。
こんな表現が出来るなんて!!!と、毎回とても胸を打たれて、自分のやる気に繋げています。
人の気持ちを動かせるような表現を、いつか出来るようになりたいです。

今回はドライブーケを制作。
映画のラスト近く、エミリーが彼女の神と対話していた、あの柵のある場所に供えるイメージで束ねました。
この映画には生花ではなくドライだな。と、そこだけ随分前から思っていました。

I expressed "The Exorcism of Emily Rose" at this dried bouquet.

This movie is categorized to horror films. but not just a horror film.
The movie depicting carefully a theme "What do you believe and live?" so It was a touching movie to me.
I liked lawyer Erin's character.
She's a career-hungry realist. However she slightly change through this court.

I made a dried bouquet to offer to Emily Rose.
I imagined offer it in the place with the fence which Emily spoke with her God.

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